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ゆうど

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じんの 
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    じんの

    房州縞帳巡回展

    海の女が紡いだ房州
    暮らしの布の見本帳





    主催: あわコットンクラブ、0470-編集室

    協力: 白浜海洋美術館、ゆうど、SHI TSU RA I


    地布と書いて、房州では「じんの」といいます。
    また、縞帳(しまちょう)とは日常の暮らしの中に
    手つむぎ手織りがあった頃、自分で工夫を凝らした
    縞柄の小裂を大福帳などに貼付けた織柄の見本帳のことです。
    白浜海洋美術館の創設者柳八十一ご夫妻によって蒐集された
    百点を超える房州地布を「房州縞帳」として
    ひとつにまとめたものの中から、数十点を選び、
    巡回展示いたします。
    一枚の布から、安房の海と風を感じて頂ければ幸いです。


    ゆうど
    2012年11月9日(金)‒11月12日(月)
    時間: 12:00‒19:00
    住所: 東京都新宿区下落合 3-20-21
    JR目白駅 徒歩5分
    TEL: 03-5996- 6151


    SHI TSU RAI
    2012年11月22日(木)‒11月26日(火)
    時間: 11:00‒18:00
    住所: 千葉市美浜区高洲 3-14-1
    和紅ビル 3F JR稲毛海岸駅徒歩2分
    TEL: 00-000-0000
    URL: http://shitsurai.com/


    木内ギャラリー
    2012年12月5日(水)‒12月8日(土)
    時間: 9:00‒16:30 (最終日は 15:00 まで)
    住所: 市川市真間 4-11-4
    京成本線国府台駅徒歩8分
    TEL: 047-371-4916
    URL: http://www.tekona.net/kiuchi/


    ご予約・お問合せ/mail: awa-cotton-club@excite.co.jp
    TEL: 080-3753-1780
    ワークショップ・レクチャーについては特設サイト
    (http://0470.jp/jinno/)もご参照ください。

    関連ワークショップ・レクチャー


    ワークショップ 

    ワタから糸になるまで
    あわコットンクラブでは、南房総市資料館の染織道具を復元しています。今回は復元した糸車を
    使って、ワタから糸になるまでを体験します。



    ◯11月9日(金)@ゆうど
     12:30-/14:30/16:00(各回90分)
     定員:各回3名(先着順・予約可)
     料金:2,000円(材料費込、実綿付)

    レクチャー

    「じんの 房州地布」
    巡回展ではスライドを用いて「じんの 房州地布」の
    時代背景や特徴についてのレクチャーを行います。

    半纏
    写真提供 0470

    ◯11月10日(土)@ゆうど
     18:00-19:00(17:30-受付)
     定員:各回20名(先着順・予約可)
     料金:1,500円(ワンドリンク付)
     講師:笠井美智子(あわコットンクラブ代表)

    ワークショップ 

    「漁師網の技法を学ぶ」
    あわコットンクラブでは、漁師の手仕事を紹介する活動も行っています。
    わたしたちが南房総千倉町の老漁師達から学んだ貴重な漁師網の技法をお伝えします。
    まだ木綿の漁師網を使っていた頃の技法で、現在では使われておりません。
    今回はその技法を使って小さな袋を作ります。



    ◯11月11日(金)@ゆうど
     13:00-16:00
     定員:10名(要予約・当日受付可)
     料金:3,000円(材料費込)

    *ワークショップの講師は、あわコットンクラブのメンバーがつとめさせて頂きます。
     ご予約・問合せは 
    あわコットンクラブ事務局 TEL 0470-44-1780
                    080-3753-1780
    *10日(土)と11日(日)はカフェもあります。


    じんのー房州縞帳展
    暮らしを支えた女たちの記録
    地布と書いて房州では「じんの」といいます。手前織り、とも言われるようですが、
    そこは房州の荒波で培われた言葉ですから、テメー織りと呼ぶそうです。
    2008年、南房総の白浜海洋美術館で「房州地織木綿展」が開催されました。
    房州の漁師のかみさんや海女さんたちが、忙しい仕事の合間に自ら紡ぎ織った布が
    展示されたのは初めてのことでした。
    1960年代半ば、美術館の創設者である柳八十一夫妻は、
    海女小屋で休む女たちの古い万祝の端布に目を留めました。
    万祝とは大漁のとき船主から配られる漁師の祝着です。
    その美しさに心打たれたご夫妻は、家々を訪ね歩き海洋美術の蒐集を始めます。
    万祝蒐集の際に、おまけのように箪笥から引き出されたもの、それが「房州じんの」でした。
    木綿の布団地、半纏、着物、自家用の布は愛らしくはありましたが、
    美術館の主要なコレクションには数えられませんでした。
    ですから美術館開設以来房州じんのは人々の目に触れることはなかったのです。
    今回展示する房州地布は明治から大正にかけて織られていた、または使われていた布です。
    女達は海女として海に潜り、子育てをし畑仕事をしました。
    その忙しい合間を縫って、糸を紡ぎ機織をしました。
    とうに自給自足の時代ではありませんが、自家用の布が一家の女達の手で紡ぎ織られた
    最後の時代の布でしょう。
    そしてまた蒐集した昭和30年代は、漁師たちの威勢のいい声が飛び交い、
    海女たちの笑い声が遠くまで聞こえていた最後の時代でもありました。
    房州の女達の手紡ぎ木綿布は、日本綿特有の弾力と厚みを感じさせながらも、
    紡ぎ手の静かな呼吸を表していました。
    これら貴重な布の存続の危うさを故柳氏の夫人和子さんから伺い、
    私は縞帳として保存する考えを提案致しました。
    どこの誰ともわからない私の話にじっと耳を傾け受け入れて下さった和子さんに深く感謝しました。
    そのように「あわコットンクラブ」は始まったのです。
    一枚の布を通して安房を見つめることをテーマに、私たちは活動を始めました。
    房州地布の時代背景を学び、地元の漁師から網技法を学びました。
    また南房総市資料館の染織資料の解明や道具の復元も行っています。
    貴重な漁師の網技法を伝えること、そして木綿の栽培から布作りまでの一貫した手仕事の実践で、
    ゆっくりとではありますが現代の私たちの房州地布を織り続けてゆきたいと思っています。
    房州地布では、丁寧に紡がれた木綿の糸、わずかに入れた絹の糸、
    一寸たりとも無駄にしたくないとつなぎつなぎ入れられた緯糸、
    反古紙を縒って緯糸にした紙布、房州産なのかマニラ麻の蚊帳など珍しいものも見つけられました。
    織布は170点。縞とも格子とも何とも名づけようもない気ままな織り柄に同じものは一つとありません。
    和紙に小裂を貼る、という従来の縞帳とは形を変え、保存することに重点を置き、
    またより皆さんの目に触れる機会を増やしてゆきたいと、制作したものです。
    日々の暮らしを支えた静かでたくましい女達の記録です。
    どうぞ一枚の布から、安房の海と風を感じて頂ければ幸いです。

    あわコットンクラブ代表 笠井美智子



    あわコットンクラブ事務局〒295-0021 南房総市千倉町平舘 768
    mail:awa-cotton-club@excite.co.jp/tel&fax:0470-44-1780
    0470-編集室
    〒295-0024 千葉県南房総市千倉町平磯1301-1
    mail:info@0470.jp/tel:0470-40-3850/fax:0470-40-3851




    | ゆうど共催展示会 | 18:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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